除雪機選び方

除雪機選び方

除雪機を買う際は、「なぜ除雪機が必要?」、「除雪機はどのくらい使えるの?」、「除雪機の選び方は?」、「女性におすすめなのは?」と気になる方も多いと思います。 
この記事では、そもそも除雪機とは何か、その選び方、寿命を含めたよくある質問を解説します。

 また、当社で買うとなぜお得なのかもご紹介いたします。

除雪機とは?家庭用除雪機は必要?

除雪機とは、道路等に積もった雪を取り除く機械のことです。 
雪は重いので、除雪を人力で行うには大変な重労働となりますし、時間もかかります。積雪量が少なければ除雪機は必要ありませんが、新潟、山形、秋田、長野といった豪雪地帯では必須です。 
除雪機にはさまざまなサイズがあり、場所に合わせて選択できます。たとえば、家庭用には小型のもの、会社や病院といったような広い場所では業務用の大型の除雪機を選ぶと良いでしょう (選び方については、次のセクションで解説します)。 
積雪量に合わせても選べるので、雪かきの労力を極力減らしたいなら購入を検討した方が良いでしょう。

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除雪機の選び方は?

除雪エリアの広さ、積雪量、エンジン、サイズ、馬力を基本的な判断基準にした除雪機の選び方をご紹介します。

除雪エリアの広さ

小規模な面積 (~100平方メートル) 
住宅の駐車場や歩道など、狭い範囲の除雪には小型除雪機が適しています。

中規模な面積 (100~500平方メートル) 
広い駐車場や道路、学校や病院の敷地内など、中程度の範囲での除雪作業には中型除雪機が適しています。

大規模な面積 (500平方メートル以上) 
大型駐車場や道路、商業施設など広範囲での除雪作業には大型除雪機が適しています。強力な除雪性能を持ち、大量の積雪や頻繁な使用にも耐えられますが、重量が重く、収納や運搬に注意が必要です。

積雪量

除雪機は、雪を集めるオーガの大きさによって一度に処理可能な雪の高さ (除雪高) が変わります。 
また、雪の質によっても除雪高は変わります。新雪の場合は除雪部の高さまで対応できますが、密度の高い雪や固い雪の場合はオーガの高さまでしか対応できません。新雪は柔らかいのでハウジングに入りさえすれば簡単に除雪できますが、オーガを超える高さの硬い雪は、オーガハウジングやシューターが変形してしまうことがあります。 
下記では、積雪量別の選び方をご紹介します。

膝下 (~40cm未満) 
動式や小型のガソリン式除雪機が適しています。操作が容易なので、狭い場所や家庭用に最適です。また、女性や初心者でも扱いやすい機種が多くあります。

膝上 (41~70cm) 
中型のガソリン式除雪機が適切です。これらの機種は、馬力や排気量が大きく、雪の量に対応できます。さらに、除雪幅や投雪距離も広く、効率的に雪かき作業ができます。

70cm 以上 
大型のガソリン式やディーゼル式除雪機が必要です。高い馬力や排気量があるので、厚い雪にも対応できます。また、業務用や広い敷地にも対応できるため、農家や施設、企業におすすめです。

エンジン

除雪機には、大きく分けてガソリン式で動くもの、ディーゼル式で動くもの、電動式で動く物があります。ガソリンとバッテリーで動くハイブリッド式もあります。

ガソリン式 
一般的で扱いやすいエンジンで、多くの除雪機に採用されています。 
メリット 
   • 本体価格が安価 
   • 音が比較的小さめ 
   • 操作が簡単 
   • コンパクトで軽い 
デメリット 
   • ディーゼル式と比較するとパワーに劣る 
   • 故障しやすいためこまめなメンテナンスが必要

電動式 
バッテリーで動作する環境に優しいエンジンです。 
メリット 
   • 騒音が低い 
   • 新雪などの軽い雪なら30cmほどの除雪が可能 
   • コンパクトで軽く扱いやすい 
   • 非常に安価 
   • 故障しづらくメンテナンスをあまりしなくて良い 
デメリット 
   • パワーが弱いため広範囲の除雪や重い雪や硬い雪の除雪には向かない 
   • バッテリーの持ちが短く、充電時間が必要なため、連続使用や大量の雪には向かない

ディーゼル式 
大型の除雪機や商業用途に向いているエンジンです。 
メリット 
   • パワーがあるので、硬く重い雪でも除雪可能 
   • ガソリン式と比べて故障しづらいのでメンテナンスが楽 
デメリット 
   • 高価 
   • 騒音が大きい 
   • 少し扱いづらい 
   • サイズが大きく重たい

ハイブリッド式 
ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせた環境に優しいタイプです。燃費が良く、騒音も低いため、住宅街などでの使用に適しています。ただし、価格が高めであることがデメリットです。

サイズ

小型除雪機 (~70cm) 
軽量でコンパクトなため、扱いやすく、収納も楽です。住宅の駐車場や歩道、小さな庭など狭い範囲の除雪に適しています。積雪量が少ない地域や、使用頻度が低い場合に最適です。 
小型除雪機は種類が多く、ハイパワータイプ、静音タイプ、充電式など、さまざまなモデルがあります。

中型除雪機 (~100cm) 
小型除雪機よりもパワフルで、広い駐車場や道路、学校や病院の敷地内など、中程度の範囲での除雪作業に対応します。取り回しやすさと性能のバランスが良いため、多くの場面で活躍します。 
小型除雪機と比べると重量が倍近くになりますが、小型のものはない機能を備えたモデルが多いです。旋回やオーガの高さ調整を電動で行える機種も多いので、作業効率も高まります。

大型除雪機 (100cm~) 
強力な除雪性能を持ち、大型駐車場や道路、商業施設など広範囲での除雪作業に適しています。大量の積雪や連続使用にも耐えられる性能がありますが、重量が重く、収納や運搬に注意が必要です。 
ディーゼルエンジンを搭載したモデルが多いため、硬く凍った雪をより楽に除雪できるほか、強固なエンジンブロック構造により、故障しにくいというメリットもあります。

除雪幅とは? 
除雪幅は、除雪機で雪を処理できる幅のことです。除雪幅が広くなるにつれて、基本的には早く除雪することが可能です。 
除雪幅で小型・中型・大型が決まりますが、実際にどの除雪幅がどれに該当するかは、メーカーごとに異なるので注意が必要です。 
上記セクションの区分けは、一般的に使用されているものを用いています。

馬力

馬力とはエンジン出力のことです。除雪機のカタログでは「◯馬力」または「◯ps」と表記されます。 
最大除雪量、最大投雪距離、除雪にかかる時間など、除雪性能は馬力によって決まります。 
馬力が小さいと、湿った雪や硬い雪を取り除いたり、捨てたい場所まで雪を飛ばしたりできない可能性があります。とはいえ、工夫次第でこれらはなんとかなります。 
したがって、馬力の差は最終的には除雪にかかる時間や手間の違いに現れます。

小型除雪機 (5〜10馬力未満) 
1時間あたり駐車スペース30~40台分の除雪が可能です。新雪から湿った雪まで対応できます。 
家庭用除雪機の中でも利用されているのが「5〜6馬力」のモデルです。本体重量が軽いので、女性や高齢者にもおすすめです。よほどの豪雪地帯でない限り、通行に問題のないレベルには除雪できますが、湿った雪の場合は向きません。投雪距離も短めです。小型の中でも「8〜10馬力」のものになると、1時間で車50~60台分程度の除雪や湿った雪の処理が可能です。

中型除雪機 (10〜15馬力) 
1時間あたり駐車スペース100台分の除雪が可能です。新雪、湿った雪、重い雪など、あらゆる雪質に対応できます。 
豪雪地帯や広大なスペースの除雪におすすめです。12 馬力程度あると、湿った雪や硬い雪も楽に処理できて、かつ遠くに飛ばせます。雪を集めるオーガブロアも大きいので、除雪できる積雪量も50〜60cmと高めです。小型除雪機の倍近くの重量がありますが、電動オーガなどを搭載した操作性に優れた機種も多く、作業自体はかえって小型より楽なものもあります。

大型除雪機 (15馬力以上) 
1時間あたり駐車スペース150〜200台分の除雪が可能です。新雪、湿った雪、重い雪など、あらゆる雪質に対応できます。 
工場やスキー場など、業務用としておすすめです。中型より除雪量はさらに増え、雪質問わず、大量の雪を遠くに飛ばせます。大型の中にはガソリンよりパワーのあるディーゼルエンジンを採用した機種も多いので、硬く凍った雪をより楽に除雪できます。また、強固なエンジンブロック構造を備えてるものは、故障しにくいというメリットもあります。 
しかし、価格は100万円を超えるものが多いです。作業音が大きいため、市街地などでは使用場所や時間を考える必要があります。

除雪機メーカーの違いと特徴

クボタ 

クボタは、農機具や建設機械で有名な日本のメーカーです。耐久性や信頼性に優れた製品を提供し、幅広いラインナップがあります。ディーゼルエンジンを搭載した大型除雪機から小型除雪機まで揃っています。 
静音性と操作性に優れたコンパクトなモデルが多くあります。エンジン静音カバー&静音ブロワの独自のサイレントエディションを搭載しているので、住宅街や早朝作業にもおすすめです。 
フジイ 
フジイは、雪国での利用に特化した除雪機を提供している日本のメーカーです。コンパクトで使いやすい設計が特徴で、家庭用から業務用まで幅広いニーズに対応できます。 
ロングセラーモデルの「スノーロータリー」など、除雪力の高い除雪機が豊富にあります。ミラクルオーガのおかげで除雪部に雪が溜まりにくく、スムーズな除雪作業が可能です。

ホンダ 
ホンダは、自動車やバイクで有名な日本のメーカーで、除雪機でも高い評価を受けています。使いやすさや耐久性に優れています。また、燃費効率の良いハイブリッド除雪機も提供しています。 
標準の小型除雪機のほか、クロスオーガ、ハイブリッドタイプなど、除雪力に合わせてモデルを選択できます。馬力の高いハイブリッドタイプでは、重く硬い雪を簡単に取り除けます。

ヤンマー 
ヤンマーは、農機具やディーゼルエンジンで有名な日本のメーカーです。ディーゼルエンジンを搭載した除雪機が特徴で、耐久性や燃費効率に優れています。また、大型の業務用除雪機から小型の家庭用除雪機まで幅広いラインナップが揃っています。

ヤマハ 
ヤマハは、音楽機器やバイクで有名な日本のメーカーで、除雪機でも高品質な製品を提供しています。コンパクトで使いやすく、家庭用から業務用まで対応できるラインナップがあります。 
手押し式の安価なミニ除雪機や、静音性に優れた除雪機が多くあります。

和同 
除雪性能の高い高馬力な除雪機が豊富にあります。和同で最も馬力が低いものでも、約30分で駐車スペース50台分の除雪が可能です。電動オーガなど、操作をアシストする機能も充実しています。

まとめ

以上、除雪機とは何か、除雪機の選び方、当社で買うメリット、そして除雪機に関する良くある質問を説明しました。

参考になれば幸いです。